葡萄ができるまで

1月|剪定作業

葡萄の樹は放っておくと自由に蔓が伸びてしまいます。品質の良い葡萄栽培を行うことを目的に、樹形を整える剪定を行います。

2月・3月|芽キズ入れ&粗皮削り&休眠期防除&剪定作業

【芽キズ入れ】

葡萄は弦植物なので、樹は枝の先端を伸ばそうとします。先端から流れてくる発芽抑制物質を他の芽に届かないように、芽キズを入れます。

【粗皮削り】

樹の表面に出来た古い樹皮(粗皮)を取り除く作業です。樹皮の隙間に潜む害虫や病原菌を除去します。

【休眠期防除】

休眠期に行う防除は発芽以降の病害発生を減らすために非常に重要な作業になります。

4月|芽かき作業

4月になると新しい芽が一節から2つ以上でてきます。品質の良い葡萄を作るために、一つを残して、あとはすべて落とす芽かきをします。

5〜7月| 品質を支える栽培管理

【ジベレリン処理と薬剤散布】

葡萄の成長段階に応じた適切な時期に適切な農薬を適切な量散布を行います。

また種なし化と果実肥大を目的に、開花期に房ごと薬液へ浸して行います。

 

【房作り・摘粒】

大きく糖度の高い果実にするため、一枝に一房のみ残し、房は下方約3cmを残して育てます。成長に合わせて粒を間引き、最終的に約30粒程度に調整します(摘粒)。

 

【傘かけ・袋かけ】

雨や風、日焼け、病気、害虫等から葡萄を守るために傘や袋をかける作業です。

8月|収穫

丹精込めて育てた葡萄の収穫が始まります。

9月|収穫&お礼肥&薬剤散布

収穫のピークを迎え、収穫後に樹に必要な養分を補給し、樹勢を回復させ、貯蔵養分を確保するために重要な作業です。

10月|お礼肥&薬剤散布

収穫後の樹に養分を補給し、樹勢の回復と翌年に向けた養分の蓄積を行います。あわせて病害対策として薬剤散布を行います。

11月・12月|元肥

初期の生育を助け、春からの成長に向けて畑に長期間栄養を供給する肥料です。根や枝の成長の土台となり、葡萄の品質にも影響する、枝の成長の土台を整える重要な作業です。